配列は、複数のデータを一つにまとめて管理するときに変数(定数)に代入して使われる。
配列を使わずに各項目を一つずつ代入すると、項目の数だけ変数(定数)を用意しなくてはならない。
例えば、
let pencilRed = '赤';
let pencilGreen = '緑';
let pencilBlue = '青';
↑は、色の種類だけ変数を定義していますが、このまま色の種類が増えていくと、その分変数を用意していかなければなりません。
そんな時に配列を使うと一つの変数で管理しやすくなりますし、記述量も少なくて済みます↓
let pencil = ['赤', '緑', '青'];
配列の作り方
配列を作るには角カッコ([])を使います。
let 変数名 = [];
↑のように、例えば中が空の配列を作り、あとからデータを追加して使うこともできます。
いくつかのデータを登録して置く場合は、それぞれのデータをカンマで区切って入れます。
// 文字の場合
let pencil = ['赤', '緑', '青'];
// 数字の場合
let number = [1, 2, 3];
配列のインデックス番号
インデックス番号とは、配列に登録されたデータに割り振られる番号です。
配列の左、最初から順に、0 → 1 → 2 → …と番号が振られます。
最初のインデックス番号は「0」なので注意してください。
プログラム内で配列内のデータを使いたい場合は、このインデックス番号を使って指定します。
let pencil = ['赤', '緑', '青'];
console.log(pencil[0]);
配列内のデータを全て取得する方法はいくつかあるのですが、当ブログ内では『for 〜 of文』で取得する方法をご紹介してますので、そちらの方も参考にしていただければと思います。
配列には、あとから「項目の追加&削除」が可能
配列はオブジェクトで、オブジェクトにはメソッドとプロパティがあります。
配列には配列を操作するためのメソッドが用意されています。
メソッド名 | 意味 |
配列の変数名.pop() | 配列の最後のデータを削除する |
配列の変数名.push(データ) | 配列の最後にデータを追加する |
配列の変数名.shift() | 配列の最初のデータを削除する |
配列の変数名.unshift(データ1, データ2, … ) | 配列の最初にデータ1, データ2, …を追加する |